低用量ピルの服用方法

女性の社会進出の進展と符合するかにように、低用量ピルを利用する方が増えています。
低用量ピルの中でもっとも選ばれているのがトリキュラーです。
低用量ピルを使用している方の約40%がトリキュラーを使用しているというのですからどれほど多くの女性から支持を受けているかがわかるでしょう。
低用量ピルには2つの服用方法があります。
それぞれメリットとデメリットがありますから、自分のライフスタイルにあわせてどちらの服用方法が良いか決めましょう。

まず、生理が始まった日に服用を開始するDay1スタートという服用方法があります。
これは、いつ服用が始まるのかはその時次第ですが、服用を始めて1日目から他の避妊方法を実践する必要がないというメリットがあるのです。
生理1日目から始めるため、服用のタイミングを逃さないというメリットもあります。

これとは別に、日曜日から服用を始めるサンデースタートでは、生理のスタートが週末にかぶらないというメリットがあります。
ただ、この方法の場合、飲み始めの1週間ほどは、トリキュラーを服用しているだけでは避妊の効果が低いため、他の避妊方法を一緒に実践する必要があります。

そのため、せっかく低用量ピルを始めるのに、最初の1週間は他の避妊方法も実践する必要があり面倒です。
導入が首尾よく成功したなら、後は3週間の服薬期間と1週間の休憩の計4週間を一つの1周期として繰り返せばいいだけです。
以前は、生理のたびに再スタートをする必要がありましたが、トリキュラーではその必要はありません。
生理があってもなくても4週間単位で再スタートをすることになります。

低用量ピルには1週間の休薬期間があるため、ともすると飲み忘れてしまうことがあります。
ですが、飲み忘れないように、自分に合わせた2つのタイプがあるので大丈夫です。
休薬期間の1週間はまったく服用しない21錠タイプと、継続して服用することで飲み忘れを防ぐ28錠タイプがあります。

1週間の休薬期間があるはずなのに28錠タイプがあるのはおかしいと思われるかもしれませんが、それは1週間ぶんの偽薬(プラセボ)が含まれているからです。
服用する時間は、毎日決まった時間に飲むのが理想的ですが、もし飲み忘れに気がついたならすぐに服用しましょう。
翌日はいつもの決まった時間に飲めば大丈夫です。

もしも、3日以上飲み忘れてしまった場合は、また最初から始めましょう。
面倒がらずに、最初の導入から始めるのです。
低用量ピルは低用量だから副作用がないというわけではありません。
これまでの中用量ピルと同じほどの副作用はあります。

めまいや頭痛などが主な症状ですが、そのような副作用があることを考慮し、服用は夕方のほうが良いでしょう。
体重が増えてしまうという副作用もありますので、最初の3か月ほどはカロリーに気を付けてください。
長期間服用を続ける場合は、肝臓機能検査など健康診断を1年から6か月ごとにうけることをおすすめします。